高校受験対策2:高校入試に面接試験はある?受験勉強で気をつけたいポイント4つ
私立高校の受験では定番の面接試験ですが、近年では公立の一般入試でも面接試験を行う傾向にあります。高校受験の面接試験で気をつけるポイントをみていきましょう。
面接試験対策として実際の面接を想定し、当日落ち着いて対応できるようシミュレーションするとよいでしょう。面接は3タイプに分けられます。個人面接と集団面接、グループ討論がありますので、志望校の面接タイプを確認しておきます。
面接のタイプは3つ
個人面接:面接官は1人~数人が一般的です。事前に提出した志望理由書などから複数の質問が行われます。提出前にコピーをとり、内容の把握と関連する答えも準備しましょう。
集団面接:複数の受験生に対し数人の面接官で行う面接です。他の受験生と比較されてるのでは?と不安に思わず、自分らしさをアピールするとよいでしょう。
グループ討論:数人の受験生でグループを形成し討論を行います。テーマに沿ってディスカッションを行う様子を面接官は観察し、学校の求める人物像に照らし合わせ積極性や協調性を評価します。
面接試験で気をつけたいポイント4つ
自宅を出たら面接は始まっていると考えましょう。特に学校の最寄りの駅からは、学校関係者が見ている可能性もあります。緊張しすぎる必要はありませんが、常にマナーを意識していれば失敗は避けられます。
1. 身だしなみは大丈夫ですか?
面接官が最も重視する点です。身だしなみで第一印象が決まると言っても過言ではありません。髪型・ズボンやスカート・ワイシャツ・靴の汚れはないか入念にチェックしましょう。
2. 挨拶と正しい言葉づかい
面接官は、入退室の仕方・挨拶・言葉づかい・目線を見ています。ドアは静かに開閉し、入室したら一礼して挨拶します。言葉づかいはハキハキと面接官の目を見て話しましょう。退室時は「ありがとうございました」を忘れずに。
3. 志望動機をまとめておく
ありきたりの言葉ではなく、この学校に入学して何を学びたいか、この学校でなければできない目標がある、など具体的な志望動機は一目置かれます。面接官に伝わるよう、簡潔かつ丁寧にまとめておきましょう。
4. 自己PRや質疑応答の内容を考えておく
長所・短所や最近のニュース、読んだ本など質問はさまざまです。面接ノートなどを作成し、まとめておくとよいでしょう。
まとめ
面接試験を重要視している学校は増えています。模範解答より「あなたらしさ」をアピールできる場として固くなり過ぎず挑むとよいでしょう。