高校受験を食事でサポート。受験当日、受験生に食べてほしい食事とは？

受験当日の朝食には脳のエネルギー源であるブドウ糖を含む献立、ごはんやパン、魚、納豆などがおすすめです。消化するまでの時間を考慮し、試験開始時刻の2～3時間前までに済ませましょう。昼食は生ものを避け、軽くつまめる程度のパンなどがよいでしょう。

受験当日をベストなコンディションで迎えるためにも普段から食事のリズムを整えておくことが大切です。いつもと同じ流れの中で少しだけ受験を意識した食事内容にするだけでよいのです。特別な日だからこそベースとなる食事はいつも通りを基本とし、胃腸にも、精神面にも負担を少なくすることがポイントです。前日より生ものは避け、消化のよい食事を摂るようにしましょう。

受験当日におすすめの朝食

脳のエネルギー源であるブドウ糖の摂取は必須です。さらに代謝を促進するビタミンB1を一緒に摂ることで脳の働きがよくなります。ブドウ糖を含むパンでもよいですが、おすすめはごはんです。ごはんは粒食ですから、ゆっくりと吸収・消化され、なだらかに血糖値を上げていき、エネルギーを長時間キープしてくれます。

朝食に最適な和食メニュー：ごはん・納豆・焼き魚・卵焼き・玉ねぎの味噌汁

朝食に最適な洋食メニュー：食パン・スクランブルエッグ・ハム・玉ねぎのスープ

上記のメニューでブドウ糖とビタミンB1を摂取できるので、脳を活性化させ受験に挑むには非常に理にかなったメニューといえます。さらに玉ねぎには硫化アリルが含まれています。硫化アリルはビタミンB1の吸収を促し、脳を活性化させますので最強メニューといえるのではないでしょうか。

試験会場で食べる昼食

軽くつまめる程度で十分でしょう。食べ過ぎは眠気を誘い集中力を低下させますし、緊張感から食欲がない状態も考えられます。何も口にしないのもよくありませんので、一口サイズのおにぎりやサンドイッチを持たせるとよいでしょう。あんぱんなど菓子パンでもよいかもしれません。脳の糖分補給には甘い物も適しています。チョコレートやナッツ、グミなど好きなおやつを用意するのもおすすめです。