オンデマンド授業(通信教育)のメリットとデメリットについて教えてください。
オンデマンド授業は、インターネットを利用して映像や音声から学ぶ授業です。通信教育型のオンデマンド授業なら自分のペースでいつでも好きな時に授業が受けられます。オンデマンド授業のメリットとデメリットをご紹介します。
最近は学校でも映像授業を行い、学習塾でもオンデマンド授業を活用しているところが増えています。インターネット環境があれば場所を選ばず授業が受けられるので、部活で忙しい中学生などにも時間を有効活用できる点から、選択肢の1つとして考えられるようになりました。
インターネットサービスの向上により映像配信が可能となり、より身近に利用できる画期的なシステムです。
オンデマンド授業のメリットとデメリット
通信教育型のオンデマンド授業を扱うネット塾もそれぞれに特徴があります。ここでは一般的な通信教育型の内容をご紹介します。
通信教育型オンデマンド授業のメリット
最大のメリットは自分のタイミングで授業を受けられることです。場所も時間も自分次第なので、スケジュール管理がしやすくなります。中学生なら部活で帰りが遅くなっても、時間を気にせず余裕ができるでしょう。
自分のペースで授業が進められるのも通信教育型オンデマンド授業のメリットです。分からないところは何度でも授業の見直しができるので、理解するまで1つの問題に立ち止まることができます。聞き逃しても巻き戻して確認できますし、途中で席を立っても一時停止にしておけば、そこから授業が始められます。ペース配分も自分で決められるので、苦手分野には時間をかけて復習をメインにし、得意分野は自分の裁量で進めることも可能です。
通信教育型オンデマンド授業のデメリット
自由度が高い分、自分で計画を立てて取り組まなければならない点です。自己管理が苦手という人には、通信教育型というスタイルそのものが不向きかもしれません。
オンデマンド授業は録画された映像を1人で見ながら学習するので、分からないことがあってもその場で質問することができません。その点はデメリットといえるでしょう。しかし、授業は分かりやすく説明されているので、何度も繰り返し見ることで理解が深まり、自然に解決されることも少なくありません。
通学型の学習塾と比較した場合、通信教育型は完全1人で学習するので孤独に感じるかもしれません。集中できる点はメリットかもしれませんが、周囲にライバルや講師がいない環境なので、モチベーションを上げる大変さがあるでしょう。
まとめ
通信教育型のオンデマンド授業は、自己管理ができる人にはメリットが大きい学習システムです。費用の面でも通学型と比較した場合かなり抑えられますが、大切な時期をどのような形で学んでいくのか慎重に検討したうえで、オンデマンド授業を利用してみるのもよいでしょう。