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高校受験対策1:学年別でみる冬休みを有効に使った勉強法とは?

冬休みだからこそ最適な勉強法を、学年別にご紹介します。

全学年共通で言えることは、冬休みは「勝負のとき」ということです。短い期間をどう過ごすか?勉強を「やった子とやらなかった子」では、3学期の成績に雲泥の差が出てしまう可能性もあります。

高校受験を視野に入れ、中学1年生~3年生まで学年別に有効な勉強法をみていきましょう。

中学1年生! 冬休みの勉強法

中学生になってはじめての冬休みを迎える1年生ですが、2学期で成績がガクンと落ちたなら、冬休みこそ軌道修正させるべき時間だと考えましょう。学校の授業も急激に難しくなり、苦手科目が把握できる時期ともいえます。

中1は復習メインで!

苦手な科目を徹底して復習しましょう。冬休みは期間も短いので、あれもこれもと欲張らず、「苦手」と「成績が下がった科目」に的を絞った方がよいです。

まず、確実にクリアできるスケジュールを立てましょう。わからないこと、苦手なことをすべて書き出します。市販の問題集などではなく、教科書やワークで徹底して復習するのがよいでしょう。

中学2年生! 冬休みの勉強法

周囲との成績に、良くも悪くも差がつき一喜一憂する中学2年生。「受験は来年からだし……」と前向きに考えていたら大間違いです。中学2年生は、すでに受験がはじまっていると思って取り組むべきです。

1年生・2年生の、苦手を残したまま受験勉強へ突入することは避けたいので、2年生の冬休みが正念場となります。

中2は総復習に時間を使おう!

2年生になると、当然ですが冬休みだけ勉強してもダメです。少しずつでもいいので日々の勉強と、まとまった冬休みを利用して苦手をなくす時間にしましょう。理解できていないところは徹底的に復習し、理解できるまで時間を費やしてください。その時間が取れるのも2年生までです。

とにかく復習あるのみです。なぜなら、高校入試の出題範囲は60~70%が中学1・2年生の学習範囲から出題されるといわれています。

基本的には1年生と同じく、教科書やワークで苦手を克服するまでやり続けることです。 

中学3年生! 冬休みの勉強法

受験生にとっては、ラストスパートの冬休みです。志望校によっては、年明けすぐに入試となることもあります。

中3は過去問を活用!

最後の仕上げは過去問を活用しましょう。あまり早くから始めてしまうと習っていない範囲があり、ヤル気をなくしてしまうことも懸念されるので、冬休みに入る少し前くらいから始めるとよいでしょう。

過去問には入試にとって重要なメリットが複数あります。実際の試験を想定した勉強法ですから、得点につながる解答ができるようになります。時間を計って試験当日の自分をイメージするとよいでしょう。過去問は5年分程度、最低でも3年分は解いておくとよいです。

専用ノートを用意して何度も解くとよいです。そして、教科書や参考書を活用し、反復学習します。

これらを繰り返し、仕上げとしましょう。

まとめ

高校受験対策は、実は中学1年生からすでに始まっています。中1・中2の学習の積み重ねが受験対策の基本となっています。冬休みは苦手を克服し、復習するための時間として有効活用しましょう。その時間が高校受験への近道となります。

 

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