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小学校のテストとは全然違う?!中学最初の定期テストの勉強法は?

中学校では各学期の中間と期末に定期テストが行われます。定期テストは習熟度を確認する目安になるだけではなく、内申点に影響するため難関校を目指すお子様には特に重要です。
なかでも、1年生1学期の中間テストは「最も重要」といわれることがあります。今回は、中学最初の定期テストが重要といわれる理由と、学習法を紹介します。

中学最初の定期テストの重要性

中学最初の定期テストは、「中学の勉強についていけるだろうか」という不安を感じながら受けるため、お子様にかかるプレッシャーが非常に大きく、その結果の良し悪しが精神面に与える影響も大きくなります。
中学最初のテストが好成績だと「これからも何とかなりそう」「中学でもがんばろう」という意欲が湧きます。自信が持てるため、次のテストはそれほど緊張せずに受けられ、実力を発揮しやすくなるでしょう。
しかし、結果があまり良くないと「もうだめかもしれない」など不安が強くなり、学習効率が下がったり、次のテストで緊張して実力を発揮できなかったりします。「自分はできない」という意識から、成績が伸び悩む・成績が落ちるといった事態を招くことも少なくありません。
このように、後の学習意欲などに対する影響が大きいことから「中学最初の定期テストは重要」だといわれています。

定期テストの勉強法

  • 勉強を始める時期
  • 学科ごとのポイント
  • 5教科合計400点を目指そう

 

学校が設定する「テスト期間」はテスト開始一週間前ごろからですが、テスト期間が始まってからでは勉強が間に合わないことがあります。
中間テストの勉強は2週間~3週間ほど前から始めるとよいですが、中学最初のテストは勉強のコツをつかむのに時間がかかる傾向があるので、もう少し早めに始めるとよいでしょう。
岐阜西濃地区の中学校では学年最初の定期テストは6月中旬ですので、ゴールデンウィークが終わったらそろそろテストの準備を始めるとよいかもしれません。

  • 数学
    「正負の数」がメインで比較的簡単ではあるものの、分数や少数の掛け算や割り算でつまづきやすい点に注意が必要です。小学生のころに習った分数の計算や通分の復習をしておきましょう。
  • 英語
    単語の意味やスペル、簡単なあいさつ文を暗記するとよいでしょう。目で見るだけではなく、声に出して暗唱すると英語のリズムをつかむことができ、英語に親しみを感じることができます。
  • 国語
    教科書の通読と授業中に取ったノートを使った学習が基本です。漢字や語句をしっかり覚え、教科書準拠の問題集を使って問題になれるとよいでしょう。
  • 理科と社会
    暗記が中心となります。ノートを確認しながら問題集を繰り返し解くことで用語などをしっかり覚えましょう。

1教科平均80点あれば、中学校では優秀な成績といえます。5教科合計400点を目指すとよいでしょう。

まとめ

不安と緊張のなかで受ける中学最初の定期テストは、後の学習意欲や成績にも影響する重要なテストです。よい結果となるよう、しっかり対策して挑みたいですね。
実力テストや2・3年生の定期テストでも400点台をキープできれば、県内トップクラス校を目指すことも可能でしょう。