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実は、塾選びの大事なチェックポイントになる?!清潔感ある塾が意味することは?

塾を選ぶときは教室の雰囲気や講師の指導方法など勉強に関わるポイントは意識しても、清潔感はそれほど意識しないことが多いのではないでしょうか。
塾は病院や飲食店ではなく勉強をする場所であるため、清潔感は「極端に汚くなければよい」と考えられがちですが、実は意外と大切なチェックポイントだといわれています。
なぜ、清潔感が大事なポイントになるのでしょうか。

清潔感が重要な理由

製造業やサービス業などでは環境整備のスローガンとして「5S」(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を掲げている現場が数多くあります。これは簡単にいうと「要るものと要らないものを区別し、使うものを使いやすい場所に置き、身の回りをきれいにし、それを習慣づけること」を、実践することで仕事における品質や安全性などを向上することができます。
「5S」は製造業やサービス業でよく使われる言葉ですが、学びの場においても重要な意味を持ちます。
例えば、勉強に取り組もうとしても机の上が散らかっていたり、学習に必要な道具が見つからなかったりすると、円滑に学習に取り組むことができません。必然的に学習の質も低下してしまいます。
さらに、掃除が徹底されていないと雑菌やカビなどが繁殖しやすく、喘息などの病気はもちろん、風邪やインフルエンザなどの感染性が発生しやすくなります。塾のように狭い空間に多くの人が集まる閉鎖空間は感染が広がりやすいため、病気の予防のためにも清潔感が特に重要となります。
また、ガラスが汚れたままになっている、駐輪場に自転車が乱雑に置かれている、トイレのスリッパが脱ぎ散らかしたままになっているなどの汚れや乱れは些細なことかもしれません。
しかし、このような問題を見逃すということは、「細かな点に注意を払っていない」という意味でもあります。これは、お子様の悩みや変化などにも気づけない可能性が高く、気づいても「たいしたことではない」と見逃してしまう可能性があります。なお、このような状況はモラルの低下にもつながります。
窓枠などの細かいところの掃除が行き届いているか、自転車は整理整頓されているか、講師の身だしなみは整っているかなど、清潔感をチェックすると塾の「質」や「安全意識」が見えてくるのではないでしょうか。

聖陵学院の取り組み

  • 徹底した掃除とメンテナンス
  • 加湿器や空気清浄機の設置
  • 換気と除菌

 

聖陵学院では毎日「環境整備」という名の掃除を徹底しているだけではなく、エアコンなどの設備の定期的なメンテナンスにも取り組んでいます。
各教室に空気清浄機と加湿器を設置し、トイレにはペーパータオルやジェットタオルも完備して、日ごろから感染症の防止に努めています。
また、昨今は全校舎、全教室、窓や玄関を開けて徹底的な換気を行う、ドアノブやスイッチ類、生徒用の机をアルコール消毒し、除菌コート剤で徹底的に清潔にするといった方法で感染予防に取り組んでいます。

まとめ

建物や設備が古くても、清潔感がある塾は細かな点に配慮が行き届き、落ち着いた雰囲気で安心して学習に取り組める質の高い塾であることが多いです。
授業風景だけではわからない「気遣い」や「規範意識」を知る手がかりになりますので、塾を選ぶときは清潔感も必ずチェックしておくとよいでしょう。