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塾の宿題と学校の宿題、分からないところはどちらも見てもらえますか?

塾の宿題と学校の宿題の両立が難しいと感じるお子さまは、意外と少なくありません。分からないところは答えを丸写しで提出ということにならないよう、時間を上手に使うことです。それぞれの宿題の目的や効果を理解し、塾の宿題については最適な分量で出してもらうよう相談してみるとよいでしょう。

 

基本的には学校の宿題が優先されます。学校の宿題には定期テストの問題が含まれる可能性もありますし、提出物として評価もされます。要するに内申点にも関係する学校の宿題は決して疎かにしてはいけないということです。

 

 ■塾の宿題
塾の宿題は通う日数によって適量を考慮したうえで、出されるのが一般的です。塾で習った内容がしっかり身についているか確認するためにも必要でしょう。ただ、個人差や通っている学校によって、塾で出す最適な宿題の量は異なるのも事実といえます。塾の宿題が多いと感じる場合は、塾の先生に相談するとよいでしょう。宿題の内容を考慮してもらえたり、量はそのままでも優先順位をつけてもらったり、工夫してもらえます。宿題をこなすための時間の使い方や勉強の仕方を指導するのも塾の役割ですから、悩まず相談しましょう。

 

■学校の宿題
最優先で取り掛かるべき学校の宿題ですが、分からないからと手が止まり無駄な時間を過ごすことのないよう「宿題計画」を立てて取り組みましょう。宿題だけで勉強の時間を取られないように計画的に行うことです。学校の宿題の時間、塾の宿題の時間、予習復習の時間というように最初から時間を決めておきます。時間内で完結させることも集中力を身につけるよい機会になるでしょう。

 

■宿題の意図を理解する
「宿題だから仕方なくやる」ということではなく、なぜその宿題なのか?何か意図があるのか?と考えてみましょう。理由のない宿題は一切ありません。定期テスト用の問題が隠されているかもしれませんし、予習につながる内容が含まれていることもあるでしょう。スマホやゲームに気を取られ、宿題に身が入らないということのないよう、勉強する場所も工夫が必要です。学校に残って学習したり、塾の自習室を利用するとよいでしょう。学校も塾も、分からないことを聞ける環境があるのでおすすめです。

まとめ

宿題は勉強の基本であり、習ったことを確実に身につけるためにあります。宿題を最適な勉強法で行うことは何より成績アップにつながりやすいです。宿題という学習の機会を有意義な時間にするために、学校と塾それぞれの宿題の目的と効果を理解し取り組みましょう。