成績が上がる小学生の正しい家庭勉強習慣の身につけ方
小学生なら保護者の誘導がそのまま習慣化されやすくなります。そのため、保護者様がお子様に声掛けを行い、家庭学習を毎日すべきことの1つに組み込むことです。無理なくこなせる範囲で5分だけ、5問だけなどのルールを設け、勉強に充てる時間を作りましょう。
勉強を習慣化させるためのポイント
最初からスムーズにはいきません。地道にコツコツと毎日行うことで自然に習慣化されていきます。
少しずつを毎日続ける
最初から無理なスケジュールは立てず、5分~10分程度で終わる内容が最適でしょう。気分がのってきても決めた時間以上は勉強せず、慣れてきたら徐々に時間を増やしていきます。増やす時間も一定のルールを決めて、5分単位で増やすとよいでしょう。一気に増やすのは勉強に対する士気が下がり逆効果です。
勉強の時間を決めておくと、生活のリズムに組み込めるため習慣化されやすくなります。帰宅後や夕食前、お風呂に入る前など、お子さまと話して決めるとよいでしょう。
実現可能な目標を立てる
現実的な目標を立てることで、クリアできたときの達成感を味わわせます。目標も少しずつレベルアップさせていき、達成したときのよろこびを心地よいものにすることで、さらなる達成感を自ら求めるようになるでしょう。目標や目的を明確にすることは有効ですが、現実的でない目標を立ててしまうと一気にヤル気が失われます。目標設定には保護者様が関わってアドバイスするとよいでしょう。
勉強する場所を決める
習慣づけするためにも勉強する場所は決めた方がよいです。一般的になりつつあるリビング学習について見てみましょう。
リビング学習のメリット
リビング学習は、集中力が身につき、結果的に成績が上がります。理由は音との関係です。無音というのは意外にも集中できず、適度な騒音、生活音は集中力が増すと言われています。またリビングなら分からない問題があっても、家族にすぐ聞ける点もメリットでしょう。
リビング学習のデメリット
テーブルが汚れ、部屋も散らかります。消しゴムのカスが出る点はデメリットですが、学習マットやコンパクトちり取りなどを使用して対応するとよいでしょう。さらに、勉強道具一式をリビングに持ち込むとテーブルの上だけでなく、部屋が片付きません。専用の置きスペースを作るなど工夫が必要です。
まとめ
勉強習慣を身につけるためには保護者様の声掛けと、毎日必ず行動にすることが大切です。リビング学習などを上手に取り入れ、習慣化を定着させることで成績アップにつなげていきましょう。