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高校受験の推薦入試で作文を書く際、気を付けたいポイント5つ

高校推薦入試の作文には課題が設けられます。テーマに沿って書き上げる作文の文字数は、400字から800字程度です。事前準備も含め、作文対策で気をつけたいポイントをご紹介します。

普段から文章を書くことが得意な場合を除き、いきなりテーマを出されて800字の作文を書くことは容易ではありません。何をどう書いたらよいのか悩んでいるうちにタイムオーバーとなっては本末転倒です。

実際に書く際のポイント5つ

1. まずは構成を考える

作文を書く際は与えられた課題を理解し、構成を決めてから書き始めます。書きながら考えるのは時間の無駄です。結論(序論)・主張から述べ、体験談や根拠を述べて最後にまた結論という流れでまとめましょう。各段落の文字数を割り当て、1つの段落ごとに書いていけば、文字数が多くても簡単に書くことができます。

2. 文末を統一する

文末は必ず統一します。混合しないように気をつけましょう。

「だ・である調」「です・ます調」

3. マスの使い方

段落の最初や改行したときは1マスあけます。かぎかっこ「」も1マスあけて書き出し、句読点やかっこ類はすべて1文字で計算します。句点とかぎかっこを1マスに入れるのは大丈夫です。行頭に句読点がきてはいけないので、その場合は行末の文字と同じマスに入れましょう。

4. 時間配分を考える

実際に書き上げる時間を決めておきましょう。制限時間のうち、構成など考える時間に何分使えるか割り出しておくことです。

5. 指定文字数の範囲を知る

「○○字以内」であれば指定文字数の8割程度は書きましょう。「○○以上○○以内」であれば範囲内に納まるように書きます。

その他の作文対策

誤字脱字のないよう気をつけます。

話し言葉ではなく、書き言葉で書きましょう。

例)でも→しかし なので→だから やっぱり→やはり

作文を書く練習をする

文章を書くことに慣れるのが1番です。作文を書くことが苦にならなければ、どのような課題を出されても対応できます。内容が想定外だったとしても、結論(序章)→本論→結論に当てはめて考えれば、それほど難しいことはありません。最低でも一ヶ月くらい前から作文対策をしていきましょう。

まとめ

本番ですべてを出しきるためにも、日常的に作文や文章に触れることは非常に有効です。普段から日記を書くのもひとつの方法です。自分の思いや考えを文字にすることに抵抗がなくなります。入試対策として、文章の構成や段落、マスの使い方などを身につけていくとよいでしょう。