聖陵学院には学年1位が多数在籍

　聖陵学院では、毎年大幅に点数を上げて奇跡の逆転合格を手にするお子様がたくさん出ています。それは、おあずかりした生徒さん全員が確実に点数アップすることを目的にカリキュラムや仕組みの開発を行うからです。
　聖陵学院の実力テスト対策は、効率の良い受験講座のカリキュラムや圧倒的な学習時間の確保、出題される可能性が高い問題に絞って掲載したテキストの使用やテストゼミの実施です。これにより子ども達の力を最大限に伸ばしてきました。さらにやる気が上がるような講話、進路面談、季節講習前の親子の三者面談で、子ども達に志望校合格、その先の明るい未来を想像してもらうことで、長い受験期を乗り切れる強いモチベーションを生み出し、この圧倒的な結果を生み出してきました。

　今から５年前に、私たち聖陵学院は、「ほめてのばす」という指導方法にかじを切りました。「ほめる達人検定３級」も講師全員で取得し、「ほめてのばす学習塾」として、スタートしました。「ほめ達」の考え方の中でのほめるという事は、その人が持っている能力に光を当てるということなのです。人に親切にすること、挨拶が元気よくできること、笑顔が素敵なこと、全て能力です。その人にとっては、習慣化している当たり前のことでも、習慣化していない人からすれば、それは素晴らしい能力なのです。そこをしっかりほめることで、ほめる方も、ほめられた方も、気持ちが明るくなりますし、社会も明るくなります。私たちが子どもたちをほめれば、子どもたちの気持ちも明るくなるはずです。気持ちが明るくなれば、日々の生活においても、勉強においても、何事にも前向きに取り組むことができるようになると思います。同時にご家族も明るくなると考えています。私たちはこれからも、子どもたちをほめてのばしていくように頑張って参ります。

コロナ禍で子どもたちの環境も一変しました。子どもたち同士の会話も制限されたり、黙食をするように指導されたり、、、子どもたちがコミュニケーションをとることで成長していく機会が少なくなりました。マスク着用により表情の読み取りが難しくなりました。卒業式はマスクを外して良いという国からの伝達もありましたが、マスクを外すことによって、顔を見られるのが嫌という子もいました。コロナの影響で人との関係構築に不安を感じている子どもたちも多くなってきているように感じております。ここ最近、不登校ということも耳にする機会が増えました。この前まで明るく来ていたのに、突然不登校になったという話も聞きました。

　現代の子どもたちが抱えている心の問題は非常に複雑になってきています。悩みの要因を一つに絞ることは難しく、解決にも時間と労力がかかります。しかし、学習塾はこの分野を専門にしておりません。それでも、何とか子どもたちの心に寄り添うことはできないか、元気に明るく過ごしてもらえないか？その中で勉強も頑張ってもらえる方法はないか？そのために私たちは子どもたちにどう関わり、どう行動すれば良いのか？これらの問題解決には、私たち自身の対処能力の向上が重要と考え、内部、外部研修を復活させました。岐阜大学教育学部の板倉准教授にお越しいただき、３回にわたる研修を行いました。
　研修の中で問題の解決法として子どもたちが自分の置かれた状況を乗り越え試練や困難に立ち向かってゆくために重要なものは何なのか？も学びました。

　教務研修、ほめる達人研修、教育臨床心理学研修を通して、講師も様々な能力を身に付け、子どもたちに自己肯定感を高めてもらい、勉強も頑張ってもらって、学力アップ、志望校合格、そしてその先の豊かな未来を手に入れてもらえるよう生徒の皆さんを導いていけるように、私たち自身の能力を高めてまいります。